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会社売却後は企業文化はなくなってしまうのか?

会社売却さえしてしまえばあとは企業文化なんてどうなっても構わない、とお考えになる方は滅多におらず、多くの経営者様は現在の企業の文化、DNAのようなものを、売却後も何らかの形で引き継いでいって欲しい、とお考えになります。ここでは、M&Aによって会社を売却しても企業文化を引き継いでいくためのポイントをお伝えします。

条件交渉の大切な3つのポイント

M&Aで会社を売却する際の条件交渉において、大切なポイントをいくつかあげていきたいと思います。何を重視するかについては様々な観点があり、経営者様の意向や対象企業の状況によって判断するポイントは異なります。M&Aの目的をしっかり考えたうえで、条件提示を総合的に判断し譲受先企業を選ぶことが大切です。

残すべき企業文化とは?

M&Aにおいて、売却する会社の企業文化を残せるか否かは以下のポイントが影響します。

  1. 企業文化が今後の事業の発展に重要でとって重要であるか
  2. 経営者を含めて企業文化を体現するキーマンがどれだけ組織に残るか

1については、今後の発展に重要であると言えるならば、譲受候補企業にその旨をしっかりと伝えることが必要です。企業文化と事業の発展の相関性が高いと譲受企業が判断すれば、企業文化を守り維持していくことが譲受企業にとっても合理的な選択となります

そして、その具体的な方法のひとつとして②が重要となります。

企業文化を体現するキーマンを組織体制に残すといった方策をはじめ、企業文化を維持するための施策を経営的な必要性から実施していくこととなります。

逆に、どちらかというと経営者の個人的な思いで作り上げた「企業文化」で、その会社の事業に直接的な関係のないものであれば、譲受企業にとって積極的に企業文化を維持をしていく合理性はありません

そのような場合、経営者様には企業文化が失われるということを受け入れていただく必要があります。

少し厳しい言い方をすると、M&Aによってオーナー経営者という立場を離れる決断をした以上は、今まで作り上げた事業や会社をいかに譲受企業のもとで発展させるか、ということを優先していいただくことが大切です。

経営者様にとっては愛着のある企業文化だと思いますが、譲受企業のもとでの発展に寄与しない要素であれば、無理に守ろうとするとM&Aにおける障壁になってしまうこともあります。

譲受候補企業を選定する際のポイント

企業文化も含めて、「譲渡した後に会社はどのようになっていくのか」をある程度予測するポイントがあります。

譲受企業そのものの企業文化

当然ですが、譲受候補企業の企業文化を知ることは非常に重要です。自社が大切にしてきた文化と譲受候補企業の文化に大きな違いがないか、また事業や顧客に対する価値観が近いかどうかといった点については入念に確認しておいて損はありません。

事業の発展に合理的であったとしても、双方の企業文化があまりにもかけ離れていればM&A成立後の事業運営にも不安が残ります。自社の企業文化を残していくためには、やはり譲受企業の文化との親和性は非常に重要なポイントです。

過去のM&A実績

譲受候補企業の過去のM&A実績とその後の経過を知ることは、自社が買収された後どうなるのかを考えるうえで非常に参考になります。M&Aを多く行っている会社であれば、買収後のPMIの手法はある程度確立されている可能性が高いので、自社を売却した場合のイメージが湧きやすくなります。トップ面談など交渉の段階でぜひヒアリングしておきたいポイントです。

まとめ

まとめますと、重要なのは以下のポイントであると考えられます。

  1. その企業文化は自社の強みの源泉となっているか(=譲受後も残す価値のあるものか)
  2. 残すべき文化に対して、譲受候補企業の文化や価値観は親和性がありそうか
  3. 譲受候補企業が過去に行ったM&AにおけるPMIのスタンスに当てはめて考えたとき、残すべき文化を引き継いでいくことはできそうか

いずれも経営者様お一人ではなかなか検討や確認が難しいかと思いますので、当社のコンサルタントが意思決定をサポートさせていただきます。

実際にM&Aが成立するまで手数料はいただいておりませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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