会社売却成功の秘訣

会社売却を本気でお考えの経営者様に、会社売却を成功させる為の秘訣を、財務、M&Aコンサルティングの専門家の視点からご説明します。気になる売却価格や、情報開示の手順、売却にあたってしておくべき心構え、売却後の企業文化について等、ぜひご活用下さい。

会社売却は、どのような相手先にすべき？

会社売却を考えた場合、まず気になるポイントのひとつは「一体どのような会社が自社の譲受先となるのか」という点ではないでしょうか。同業他社か異業種かの会社、大企業か気心の知れた取引先か。どのような相手先を選ぶのがベストなのか、考え方をご紹介します。

「会社売却するからには、できるだけ高値で会社を売却したい…」多くの経営者様はそのようにお考えになるかと思います。では、会社を高値で売却するにためには、どのようなプロセスを進めていけばよいのでしょうか？自身が手腕を奮ってきた会社をできるだけ高値で売却するために必要な考え方をご紹介します。

会社売却というと譲渡価格にばかり目が行きがちです。しかし、価格だけで譲受企業を選ぶと、あとになって「最初に聞いていた条件と違う」「企業文化が合わない」といった後悔をすることもあります。価格以外で考慮すべき点について、考え方をご紹介します。

会社売却をしようとした場合、事業構造、取引先、詳細な財務情報、組織構成などといった自社の情報は、どこまで、そしてどのように開示するべきなのでしょうか。譲受候補企業からの目線も含めて、適切な情報提要の範囲についてご紹介します。

譲受候補企業の選定が進むと、譲渡側と譲受側の両社の経営者同士によるトップ面談を行います。トップ面談はしばしば「お見合い」に例えられることもあり、両社の価値観や理念、企業文化といった相性を計るための重要な場です。より有意義な場とするためには、どのような準備が必要でしょうか。

会社売却の際、必ずしも全ての株式を売却しなくてはいけないわけではありません。譲渡比率や方法を変えることで、ご意向によりマッチした会社売却を実現できる可能性もあります。株式の譲渡比率が会社売却後の経営にどのような影響を及ぼすかご説明します。

苦労して築き上げてきた企業文化は、会社を売却することによってどうなってしまうのでしょうか。「現在の企業文化、DNAのようなものを、売却後も何らかの形で引き継いで欲しい」という経営者様の為に、会社売却後も企業文化を引き継いでいくためのポイントをご紹介します。

会社の売却に関する検討は、基本的には経営者の方やごく一部の幹部のみで秘密裏で行うため、従業員の方が自社の売却を知るのは契約が成立した後となります。なかにはそのことに罪悪感を感じられる経営者の方もいます。そんな時の心構えについて考えてみましょう。

近年では、M&Aによる会社の売却や事業譲渡は中小企業においても珍しいことではなくなりました。事業承継や事業拡大、経営課題の解決やバイアウトなど、M&Aで解決することができる課題は多くあります。どのような場合に特に有効か、具体的にご説明します。

M&Aによる会社の売却について検討を初めるにあたって、まず経営者様ご自身が考えるべきことは何でしょうか。経営者個人としての側面と会社としての側面から考えてみましょう。

会社経営という視点からM&Aを考えた場合、M&Aでなければ解決できないという課題はあるのでしょうか？それは一体どのような課題なのでしょうか。ここでは6つの経営課題をご紹介します。

近頃は中小企業同士のM&Aが注目されており、メディアや広告でも目にする機会が多いかと思います。そうすると、「M&Aをすべきだ」「M&Aこそが自社の経営課題への有効な施策だ」と感じられてしまう経営者様もいらっしゃいますが、自社の状況を冷静に判断し、他の選択肢についても十分に検討することが重要です。