仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロ株式会社は、株式会社フィスコ<3807>とフィスコ子会社を通じて資本提携契約を締結した。
テックビューロ株式会社は2017年に仮想通貨交換業者としての登録を完了し、仮想通貨取引所「Zaif」を運営している。同社は2018年9月14日に不正アクセスを受け、BTCをはじめとする仮想通貨およそ67億円相当を消失した。
フィスコはM&Aで事業多角化、企業調査やコンサル、ネット旅行業も育成している。同社は孫会社:株式会社フィスコ仮想通貨取引所において仮想通貨取引所を運営してきた。
本件資本提携により、テックビューロ株式の過半数をフィスコが取得し、不正アクセス被害を受けたテックビューロが支援を受ける。このほか、テックビューロはフィスコから50億円の金銭支援・過半数の取締役・及び役員派遣を受け、フィスコに仮想通貨交換所システムを提供している株式会社カイカからも技術支援を受け入れる。
資本提携契約締結日は、2018年9月20日。