セイノーホールディングス株式会社<9076>のグループ会社であるココネット株式会社は、ネットスーパー関連事業の株式会社ベクトルワンを子会社化した。
セイノーホールディングスは、「カンガルー便」の愛称で親しまれる路線トラック事業で業界際大手の企業である。その傘下で、ココネットはいわゆる「買い物難民」の課題解決のため、スーパーなど小売店から食料品・日用品のお届け、御用聞き、見守りなどの配送事業を行っている。
ネットスーパー関連事業を行うベクトルワンは、自社開発したデリバリーソリューションシステム(以下、DSS)を保有しており、自動配車・配送ルートの自動計算・電子サインによるペーパーレス化といった狭域圏の配送を効率的に行う機能を提供することができる。
ココネットはこのDSSを活用することで、労働力の確保と生産性向上という課題を解決に近づける方針だ。
株式譲渡価格は非公表。
株式取得日は2018年6月28日。