浜松ホトニクス株式会社は、連結子会社である米国のホトニクス・マネージメント・コーポ社(以下PMC)が、半導体検査装置に組み込まれる光源を製造、販売する米国マサチューセッツ州のエナジティック・テクノロジー社を子会社化することを決議し、株式譲渡契約を締結した。
エナジティック社は、高輝度な光源であるレーザ励起光源では市場を独占しており、従来の半導体検査用光源よりも波長が短い極紫外線光源を世界で唯一製品化している。
本件買収により、浜松ホトニクスは、自社グループで取り扱う光源にエナジティック社のLDLSおよびEUV光源を加え、製品ラインナップを拡充することで、半導体検査装置市場における優位性を拡大する。
今後は、両社が培ってきた光源開発技術を組み合わせることで開発速度を上げるとともに、付加価値の高い製品を開発し、新たな市場の開発を目指す。
取得価額は、42,000千米ドル(4,620百万円)。
株式譲渡契約締結日は、平成29年9月20日。
株式譲渡実行予定日は、株式譲渡契約締結日から30日以内。