明和地所株式会社は、子会社である明和リアルエステート株式会社の不動産流通事業を自社に移管すること、並びに賃貸管理事業を会社分割により承継することを決定した。
明和地所は、コア事業であるマンション分譲事業を中心に展開しているが、住宅市場においては少子高齢化や人口減少、ライフスタイルの多様化等、事業環境の変化に伴い不動産流通事業の強化を重要課題としていた。
グループ内では明和リアルエステートにおいて不動産売買仲介や中古マンションのリノベーションによる買取再販等の不動産流通事業を手がけてきており、本件事業移管により、グループ内の経営資源の集約、業務の効率化を図る。
また同時に、再販において従来取り扱いが少なかった賃貸中物件を積極的に商材として取り込んでいくため、明和リアルエステートの賃貸管理事業を自社へ事業移管することで、グループ全体の収益力向上を目指す。
吸収分割契約締結日は、平成29年9月19日。
吸収分割効力発生予定日は、平成29年12月1日。