株式会社オリエンタルコンサルタンツは、神奈川県開成町の地域活性化の取り組みの一環として、株式会社瀬戸酒造店の株式の 100%を取得して子会社化し、自家醸造再開に向けた醸造所の建替工事に着手した。
瀬戸酒造店は、慶応元年に創業した酒蔵。最盛期には 600 石を製造していたが、杜氏など蔵人を集めることが難しくなり、1980年から自家醸造を停止していた。
本件買収により、オリエンタルコンサルタンツは、平成 29 年4月より指定管理者となった近隣の“あしがり郷「瀬戸屋敷」“を活用し、瀬戸酒造の製造する地元の水を使った純米酒や麹、酒粕を用いた発酵食品を新たな地域特産品とすることを目指す。地域住民や開成町と連携し、発酵食品の販売、飲食、体験事業を実施することで地域活性化に取り組む考え。
取得価額は非公表。