株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズは、2017年5月、認知症予防ソリューションや医療データ解析を行うブレインケア株式会社へ出資を行ったことを発表した。
ブレインケアは、創業以来、デイサービスといった介護事業者とともに認知症予防ソリューションの開発運営を行っている。認知機能トレーニングを目的とした脳波測定の研究開発や、脳トレ冊子『認活道場』を後期高齢者に提供し機能改善を図る他、高齢者に特化した健康データの調査やデータ解析を行っている。
本件買収により、キャピタルメディカの介護事業子会社である株式会社クラーチに蓄積されたデータや、JR東日本スポーツと共同でMCIの早期発見テスト及び認知症リスク低減プログラムで得られるデータをブレインケアが解析することで、新しい知見の論文化の支援や新サービスの開発ならびにサービスクオリティ向上につなげることで、認知症の予防減少を推進する。
出資額は非公表。