双日株式会社は、タイの大手缶詰製造会社であるピース・カニング(以下、PCC)より、PCCの子会社である業務用食品卸会社のエフビー・フードサービス (以下、FBF)の株式を43%取得し、タイにおける業務用食品卸事業に参入すると発表した。
FBFは、PCCの製造する缶詰の卸事業、およびホテル、レストラン、ケータリングなどの外食産業向けに多様な食品を短納期で配送する業務用食品卸事業を展開している。また加工設備を有しており、卸売から食材加工までをワンストップで提供することができる。
タイの外食市場は、堅調な経済成長を背景として今後も更なる拡大が見込まれており、チェーンレストラン等の需要に対応する業務用食品卸事業者へのニーズが高まっている。
双日は、ベトナムでの食品卸事業運営で培ったノウハウを元に、タイのにおいても2020年に売上高100億円を目指すとしている。
取得価額は非公表。