共立製薬株式会社は、動物用医薬品の国内上位メーカーである田村製薬株式会社に出資すると発表した。6月1日に発行済み株式の 60%を取得し、2017年中にすべての発行済み株式を取得する見込み。
田村製薬は、 1954年に創業し、鶏・豚などの動物用治療薬・飼料添加物・消毒薬等の製造販売を行っており、長らく大手メーカーの人体用医薬品の製造を受託してきた。
本件買収により、共立製薬は、田村製薬が保有する動物用医薬品製造の工場設備やノウハウと、共立製薬の培ってきた研究開発力や販売ネットワークを活用することで、グループとしてのシナジー創出を図るとともに、国内外の動物薬市場における事業基盤の拡充を進める。
取得価額は非公表。