株式会社IHIは、同社の舶用甲板機械事業(デッキクレーン,係船機)を株式会社相浦機械に譲渡することで合意し、事業譲渡契約を締結した。
IHIの舶用甲板機械事業は,1963年に国産1号機を納入して以来,品質とアフターサービス網を強みとして事業を展開してきたが、近年における厳しい市況を受け、大島造船所の子会社である舶用機械メーカーの相浦機械に事業譲渡を行うに至った。
IHIで設計・製造・販売している製品およびアフターサービスは相浦機械に引き継がれ,それぞれが得意とする技術を融合させることで、製品・サービスの拡充を図る。IHIが展開している中国へのライセンスビジネスは引き続きIHIにて実行していく。
譲渡価額は非公表。