株式会社東芝は、グループ会社である株式会社シグマパワー有明が運営する三池発電所における石炭火力発電事業を、投資ファンドの株式会社IDIインフラストラクチャーズに譲渡すると発表した。同事業を分社化し、新会社の株を譲渡する形をとる。
三池発電所の石炭火力発電は九州地区での安定的な電源として収益性は高いが、適切な設備投資や事業体制の拡充が継続的に必要なため、事業価値最大化の観点から本件譲渡を行うことを決めた。。
二酸化炭素(CO2)を分離回収する技術の実験などを手がけている三川発電所については、引き続きグループで活用するとしている。
譲渡価格は、220億円。
契約締結日は、2017年2月24日。
株式譲渡実行予定日は、2017年3月31日。