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M&Aトピックス熊本のアイシン工場ルポ

14日の地震発生から今なお余震が頻発する熊本県。トヨタ自動車のほぼ全工場が止まる原因となったアイシン精機子会社、アイシン九州(熊本市)で懸命の復旧作業が本格的に始まった。東日本大震災など幾度の試練に立ち向かってきたトヨタグループだが、余震が続く中での作業は予想以上に難航している。

 

2016/04/20

日本経済新聞 朝刊(1面参照)

 

【コメント】

熊本の震災を受けて、各メーカーがサプライチェーンの復旧に苦慮している。

東北における大震災の際においても同様の事態が見受けられたが、やはり地震大国である日本としては、常にこのようなサプライチェーンの分断に備える必要があるということが改めて認識される事態である。

 

自動車産業など、部品が多岐に渡る業種においてはどうしても生産拠点が集約されるエリア別のボトルネック工程が出てくることは止むを得ないと言える。

メーカーの基準に応えるレベルでの生産水準と質を維持できるということはそれだけでものすごい価値であり、そのような企業は部品の種類ごとに限定されざるを得ない事情もあるであろう。

 

一方で、中小・中堅企業においてもこのようなサプライチェーンの分断リスクとは常に隣り合わせと考えておくべきであろう。

というのは、このような震災等の天災によるサプライチェーンの分断のみならず、主要な取引先などが後継者不足などの理由によっても廃業に追い込まれるケースが今後多発する可能性があるためである。

 

社長の平均年令が60歳に近づきつつあり、かつ、後継者不在率が65%とも言われている昨今において特に中小企業にありがちな一社依存型の取引をしている企業が廃業するということは、その依存されている一社にとっては重要なサプライチェーンの分断という事態に他ならないわけである。

 

このような、様々な理由によるサプライチェーンの分断に備えるための備えを企業は常に考えておく必要がある。

主要な仕入先、外注先の中で、経営陣の体制、後継者の有無など、一般的な経営指標のみならず実質的な経営体制まで踏み込んだ情報収集により、このようなサプライチェーン分断リスクに備える必要がある時代になってきていると言えよう。

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