総合電機メーカーの三菱電機(6503)は、ポーランドの鉄道車両用電機品メーカーであるMEDCOM Sp. Z.o.o.(以下「メドコム社」)の持分49%を取得する契約を締結したと発表。
メドコム社は、東欧圏を中心に鉄道車両用補助電源装置・推進制御装置等の製造・販売・保守を展開しており、特に、ポーランド国内では高い市場シェアを獲得しており、高度なパワーエレクトロニクス技術と高い信頼性を持ち、小型・軽量化に優れた製品の生産を手掛けている。
三菱電機は、今回、メドコム社への資本参加による協業強化により、メドコム社の先端技術と三菱電機の SiCパワー半導体を含む先端技術の融合による製品競争力強化と、双方の販路を活用することで欧州での市場拡大を図る。