三井物産株式会社(8031)は、植物タンパクの食品ベンチャー企業の米国Hampton Creek, Inc.と増資引受契約を締結し、1,500万米ドル(約18億円)の出資を完了した。
世界的な人口増や中間所得者層の増加による鶏卵や乳製品などの動物タンパクの需要が拡大する一方、動物タンパク生産に欠かせない農地や水資源に限界があるため、植物タンパクの重要が増加すると予想。
HC社は植物タンパクを機能特性、分子特性で分類してデータベース化し、植物タンパクを使ったマヨネーズやクッキー等を提供している。
三井物産はHC社への出資参加を通じ、新しいコンセプトの栄養科学分野に参入する。