エグゼキューション えぐぜきゅーしょん Execution
エグゼキューションとは、M&Aにおける一連の事務手続の実行や管理を行うことをいう。
売り手がM&A提案に前向き姿勢を示した段階で、買い手は買収の意向を表明、初期的検討を経て、基本合意契約の締結、デューデリジェンス、最終契約締結、クロージングまでの過程がある。
具体的には、どのようなスキームで買収するか、などといったストラクチャーの構築、契約書や文書開示などのサポート、企業価値を検討するバリュエーション業務、法務・会計・税務の詳細調査を行うデューデリジェンス業務などを指す。
膨大なボリュームのデータを取り扱うことになり、業務量は非常に多い。
これに対し、前段階の案件の発掘や提案を行うことを、オリジネーションといわれる。